60歳男性 今の平穏な暮らしは2人の妻のおかげ

私は昨年60歳になりました。今は二人の子供が、ともに社会人になって離れて暮らしているため、妻と二人での生活になっています。
最初の結婚は24歳のときでした。大学のサークルの後輩と、学生時代に半同棲生活が始まりました。先に私が卒業し、地元を離れて就職してしまいましたが、1年遅れて卒業した彼女は、私の住む街にやってきて働き始め、そのまま結婚することになったのです。彼女は23歳でした。
若い二人の結婚生活は、私のせいでバラバラになってしまいました。私は結婚・家庭というものをきちんと理解できてなかったのだと思います。独身時代と同じように、毎日外で遊んで帰る、自分の給料は自分の小遣いとして使ってしまう、という生活を続けていました。何人かの女性と付き合っているのがバレて、何度もケンカしました。挙句の果てに、売り言葉に買い言葉で、自分が出ていくことになったのでした。
別居した当初は、妻が家庭のことをきちんとしてなかったからなどと、自分の不倫を妻のせいにしていましたが、いま考えると、悪いのはすべて私です。
別居生活が何年か続き、その間も何人かの女性と付き合って遊んでいた私でしたが、いよいよ、今の妻に出会い、いろんなタイミングが重なって、結婚することになりました。前妻と正式に離婚したのはこのときでした。二人で暮らしたのは5~6年、別居してから2年ほどの夫婦生活にピリオドを打つことになったのです。
前妻との生活は、お互いの親元を離れてのままごとみたいなものでしたが、今度は妻の家族の近くで生活することになり、ここでようやくきちんとした?結婚生活が始まりました。前の生活では考えもしなかった家を建て、犬を飼い、二人の子供が生まれました。
人並みに子育てをし、その子供たちも巣立ち、今は夫婦二人の生活。この先は老夫婦となり二人で支え合って暮らしていくのでしょう。
前妻の人生は、私のせいで台無しになってしまいました。これは今さら反省してもどうしようもありませんが、本当に申し訳ないと思っています。
ただ、おかげで私は人並みの生活をすることができ、今、人生の最終章にさしかかってきています。前妻と今の妻のおかげです。